融資や社債と、新株予約権を組み合わせて、スタートアップに資金提供する新手法が出てきたという記事。
「スタートアップ企業に融資や社債などデット(負債)性の資金を提供する「ベンチャーデットファンド」が増えている。マネーフォワード系などが新設したほか、大和証券グループ本社もファンドの組成を検討している。銀行の融資に比べ機動的な資金調達を可能にする。調達手段の多様化で新興企業を支援する動きが広がってきた。」
日本では、マネーフォワード子会社などが出資するSDPキャピタル(「原則として融資に新株予約権を組み合わせて資金を提供」)、あおぞら銀行傘下のあおぞら企業投資(「新株予約権付社債を中心に資金を提供」)、大和証券グループ本社傘下の大和PIパートナーズが買収した大和ブルーフィナンシャル(社名変更後)などがやっている(あるいはやる予定)とのことです。
会計処理的には、新株予約権の評価をどうするのかが、問題になるくらいでしょうか。「新手法」というほどでもないような...。
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