決算期を12月に変更する上場企業が増えているという記事。
「12月期企業は5年間で3割増えている。日本企業のグローバル化が進み、海外で主流の12月期に統一する動きが広がっている。」
「あずさ監査法人の山本浩二氏は「決算期変更は企業のグローバル化に加え、グループ経営などを重視する経営者の意思の表れ」と分析する。
上場企業の決算期は3月が最も多く全体の6割を超える。官公庁の予算編成や税制改正に合わせているためだが、海外事業の拡大に合わせ12月に変更する企業が増え、17年は12月期決算が419社になった。5年前に比べ約100社増え、全体の1割を超えた。 」
IFRSだと、日本基準のように、親・子会社の決算日が最長3ヶ月ズレていてもいいというルールはないので、IFRS導入の可能性のある会社は、統一しようということなのかもしれません。海外の比重が高い会社は、海外に合わせる方が楽なのでしょう。
記事では、12月に変更した企業(予定を含む)として、日清紡HD(決算期統一を理由にしているそうです)、リョービ、シンクレイヤ、ヴィンクスを挙げています。
逆に、昭和シェル石油は12月を3月に変更しているそうです。
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