業務上横領容疑:日本ハム子会社元社員を逮捕 預金着服（毎日より）

業務上横領容疑:日本ハム子会社元社員を逮捕　預金着服

日本ハム子会社の元社員が業務上横領容疑で逮捕されたという記事。

「××容疑者は消費税の納付などを名目にした架空伝票を作成する手口で、０３年５月～１１年３月の間に同社の口座から総額約１億１２５０万円を引き出して着服していたとみられる。日本ハムから日本物流センターに出向していたが、着服が発覚し１１年１１月に懲戒解雇された。容疑を認め「車の購入代などに充てた」などと供述しているという。」

消費税の納付であれば、「課税売上×税率－課税仕入×税率」にだいたいあっているかをみておけば発見できそうなものですが、一気に1億円ではなく、長期間にわたって水増ししていたため、異常な数字にならなかったのかもしれません。

会社からは昨年公表済みで当サイトでも取り上げています。
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当サイトの関連記事（注：会社サイトへのリンクなどは切れています。）

税金納付名目の横領ということでは、英国の会計士による横領のニュースがたまたまありました。
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Crooked accountant must pay back plunder

顧客や友人から納税資金を預かっておきながら、それを自分の預金口座に入れていたという事件です（被害額は約49万ポンド）。

He worked as an accountant on Wood Street and had been receiving payments from clients and friends in order to pay their Corporation Tax to the HMRC - only to deposit the money into his own bank accounts.

Today the court heard how the value of Upton’s crime was deemed to be £496,802. He now has six months to pay £132,416 or face a further two years in prison.

被告はすでに服役中ですが、裁判の結果次第で、13万ポンドあまりを6カ月以内に返済できなければ、追加して2年間服役しなければならないようです。