朝日新聞の調べによると、上場企業の社外取締役の2割弱が官公庁の出身者だそうです。
「企業の社外取締役に、官公庁の出身者が多数選ばれていることがわかった。朝日新聞が主な企業225社を調べたところ、86社で延べ106人に上り、全体の2割弱を占める見通しだ。」
「日経平均株価の算出対象(225社)の公開資料を調べたところ、社外取締役は今月末で約640人になり、直近の決算期末より17%増える。経歴はほかの企業の「経営者・経営幹部」が約360人と最も多く、官公庁出身者はその次だ。」
記事の中のコメントのとおり、「社外取締役は天下り先になっている」のでしょう。
「外務省や経済産業省など主要官庁の出身者が目立つ。月1回ほどの取締役会に出るのが主な仕事。年収は平均1千万円前後で、2千万円を超す企業もある。」
これは大企業だけでしょう。普通の上場企業は、非常勤の取締役に、こんなには払わないと思われます。
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