独フォルクスワーゲンが、2015年決算の発表を遅らせるという記事。株主総会も延期する方針とのことです。
「独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)は5日、3月10日に予定していた2015年決算の発表を遅らせると発表した。4月25日に開催する予定だった株主総会を延期する方針も明らかにした。
VWは、排ガス不正問題をめぐる未解決の問題やそれに伴う価値算出への影響などを延期の理由に挙げ、新たな日程は今後決定するとした。」
スケジュールよりも、決算の正確性を優先したということでしょう。
また、当初予定でも、12月決算で決算発表が3月10日、株主総会が4月25日だと、日本企業より約1か月遅れということになります。それだけ決算確定作業や会計監査の時間が取れるということになります。ただし、年次報告書は日本の有報よりも早く、2014年12月期でみると、3月12日に公表しています。
会社のプレスリリース。
Volkswagen delays the reporting of the Annual Results and the Annual General Meeting
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