これも、EYの分割計画の記事です。分割については国ごとにパートナーたちが投票して決めるようですが、中国は、分離計画に不参加とのことです。
「中国本土、香港、マカオ、台湾、モンゴルのメンバー企業で構成するEY大中華圏部門は「事業環境や事業地域の発展段階を踏まえ、EYグローバルが提案した事業分離には現時点で参加できないと判断した」と説明。」
日本のEYが分割計画に参加するかどうかは、日本のパートナーたちの投票にかかっているわけですが、そもそも、監査法人とそれ以外で、法人が別になっているので、分割はしやすいと思われます。
中国の不参加については、他の地域は監査以外が分離する、中国は分離しないとなると、再編後のEY(監査部門中心)における中国の相対的地位が高まる(特に日本が所属しているアジア・太平洋地域において)ということになるのでしょうか。