英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙がソフトバンクの会計処理に関する記事を掲載していることを嫌気し、同社株が急落しているという記事。
FINANCIAL TIMES の報道に関するコメント(PDFファイル)
Softbank faces further scrutiny
これが問題のFTの記事ですが、具体的に会計処理がどのようにおかしいのかについては全くふれていません。ただ、日本の電気通信の規制当局がソフトバンクの会計方針の変更と財政状態の悪化をフォローしているといっています。
問題となっている証券会社のレポートでは、(ソフトバンクの)会計に関する赤信号は明らかであり、(みすずに代わる)新しい監査人か規制当局が詳しくみれば、それらは無視できるはずもないほどである、といっているようでです。
The report, released at CLSA Asia-Pacific Markets' annual conference in Tokyo, warns: "The accounting red flags . . . are so obvious . . . they could not possibly be ignored by either the incoming auditor or the regulator, if they choose to look."
このレポートの作成者によると、日興コーディアルや三洋電機などの日本で会計スキャンダルにスポットライトがあたっていることと、ソフトバンクの監査人の交代という2つの要因により、ソフトバンクの財政状態に対する精密な調査が強いられるそうです。
Kieran Calder, Japan telecoms analyst at CLSA Asia-Pacific Markets and author of the report, warns that two catalysts could force greater scrutiny of Softbank's financial condition. These are the spotlight on accounting scandals in Japan, which has recently claimed Sanyo Electric and Nikko Cordial, and the arrival of new auditors at Softbank.
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