IFRS財団評議員会が、サステナビリティ報告に対する国際的アプローチ及び財団の考えられる役割について公開協議(FASFウェブサイトより)
IFRS財団が、サステナビリティ報告に関する協議ペーパー(Consultation Paper on Sustainability Reporting)を公表したというプレスリリースの日本語版。
IFRS財団の縄張りを、サステナビリティ報告にまで拡張しようという提案のようです。
「環境・社会・ガバナンス(ESG)事項への焦点の高まり、サステナビリティ報告の進展及びそうした報告の標準化を求める要望の増大の中で、評議員会は、国際的なサステナビリティ基準の必要性について利害関係者のインプットを求め、財団がそうした基準の開発において役割を果たすことに対する支持を測定しようとしている。
協議ペーパーは、財団が国際的なサステナビリティ基準の開発に貢献する可能性のある考えられる方法を示している。財団の現在の任務を財務報告基準の開発を超えて拡大し、国際的な基準開発における経験、十分に確立され支持されている基準設定プロセス及びガバナンス構造を利用することによるものである。
このペーパーに示されている1つの考えられる選択肢は、新しいサステナビリティ基準審議会を設置することである。新しい審議会は、国際会計基準審議会とともに同じ3層のガバナンス構造の下で運営し、既存の進展を基礎にして、サステナビリティにおける他の機関及び取組みと協力し、最初は気候に関連した事項に焦点を当てることが考えられる。」
プレスリリース原文。
↓
IFRS Foundation Trustees consult on global approach to sustainability reporting and on possible Foundation role
(補足)
Hope for a New Paradigm—Sustainability Reporting(IFRS財団)
(補足2)
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