7月4日は会計士協会の定期総会の日ですが、それに合わせて、会計士協会の品質管理レビューの結果に関する報道がなされています。
この記事によると、10法人・事務所で
〈1〉監査意見を妥当とした手続きに疑念がある
〈2〉監査内容が適正かどうかの審査を受けていない
〈3〉短期間で意見表明し、十分な監査をしていない
――などの実態が明らかになったとのことです。10事務所のうち、1監査法人と3事務所に対しては、監査の品質管理や運用面で特に悪質だとして、初めて「否定的結論」を出たそうです。
金融庁がどのような処分を行うかにもよりますが、この4事務所が担当している上場企業は、新しい監査人を捜さなければならなくなるかもしれません。
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