会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

公認会計士、合格しても4割浪人 合格者増・不況が原因(朝日より)

公認会計士、合格しても4割浪人 合格者増・不況が原因

「会計士浪人」を取り上げた記事。金融庁が就職状況の調査を行ったようです。

「調査は昨年12月~今年1月、試験合格後に通う実務補習所の入所者1918人に実施。1513人(有効回答78.9%)から回答を得た。

 調査によると就職、内定した合格者は57.4%で、過去最悪だった前年調査の71.7%を14.3ポイント下回った。・・・」

「監査法人の内定者が全体の89.7%だったのに対し、一般企業と役所は計6.8%。前年の2.1%より増えたものの、「大半の企業は欲しがらないし、合格者も行きたがらない」(金融庁幹部)という状況だ。」

記事では、「合格者を大幅に増やしたことや、不況が原因」と書いていますが、一時的な不況が原因というより、会計士業界の構造的な問題があるのでしょう。

(補足)

日経にも後追い記事が出ていました。

公認会計士の就職浪人、過去最悪の4割 10年合格者

金融庁のサイトを見ても、この調査結果は掲載されていないようです。こうやって、非公表のデータをマスコミに少しずつリークしていくというのも、会計士試験受験者を減らそうという金融庁の作戦なのでしょうか。
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