プライム「未達上場」7割減 110社達成、190社退出(記事冒頭のみ)
日経が調査したところ、市場再編の際に経過措置で東証プライム市場に上場した会社の数が7割減ったという記事。
「東証プライム市場で絞り込みが進むのが、2022年4月の市場再編で導入された経過措置の適用企業だ。東証は経過措置として、上場基準を満たさなくてもプライム上場を認めた。同措置の適用企業は市場退出や基準達成が進んだことで3月末に96社と、2年前から7割減った。」
約200社減ったそうです。内訳は、基準達成が約110社、177社がスタンダードに移り、約10社が上場廃止だそうです。逆に新たに約100社が未達になってしまったそうです。
基準を達成した例として、イオンファンタジー、オービックビジネスコンサルタント、立川ブラインド工業、高千穂交易などを挙げています。
残る100社には、時価総額が低い会社(約8割を占める)の他、ゆうちょ銀行、LINEヤフー、コーエーテクモホールディングスなど大株主の保有比率が高い企業も含まれているそうです。