会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

政府の管理下から消えた3200億円 イラクで汚職、首相が返還訴え(Yahooより)

政府の管理下から消えた3200億円 イラクで汚職、首相が返還訴え

イラク政府の管理下にある口座から、日本円で3200億円以上の現金が消えたスキャンダルを取り上げた記事。

「調査報告書を入手したAP通信や中東のメディアによると、事件は公務員や実業家らの広範なネットワークによって画策されていたという。合計金額は、2021年のイラクの国家予算の3%弱に相当する約3兆7千億ディナールだった。

現金は、2021年9月から22年8月の約1年間、国営銀行の支店から五つの企業に渡っていた。引き出された口座には、政府と取引がある企業などが税金の支払いのために一定の金額を預けていた。関わった5社のうち3社は、引き出しが始まる数週間前に設立されたばかりだった。」

容疑者の一人(実業家)が昨年10月に拘束され、税務当局者らも拘束されているそうです。

日本でも、公金の使い道はブラックボックスですが、こういうあからさますぎる不正がないのは、ましなのでしょう。

消えた巨額の税金 イラク政界、汚職に揺れる(2022年11月)(日経)(記事冒頭のみ)

「白昼堂々、トラックで国営銀行のラフィダインから税金を抜き取ることに成功したとされる事件はイラクの「史上最大の作戦」と呼ばれている。

イラク財務省によると2021年9月から22年8月までの間に同国税務当局から消えたとされる資金は総額25億ドル(約3500億円)に上る。」

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