会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「粉飾決算は企業の最も見苦しい姿」取引所トップが苦言(産経より)

「粉飾決算は企業の最も見苦しい姿」取引所トップが苦言

日本取引所グループのCEOが、粉飾企業を批判したという記事。

「リソー教育など企業の粉飾決算が相次いでいることについて、「粉飾、ましてや計上できない利益を計上しているというのは、嘘をいって世の中を渡ろうという見苦しい姿だ」と厳しく批判した。」

新興企業だけでなく、東京電力に対してもいうべきでは・・・

また、証券会社に対しても「もうかれば何でもやっていいという考えで新規上場をするということはやめてほしい」と述べたそうです。監査法人にも当てはまるかもしれません。

粉飾だけでなく、「反市」にも注意しなければなりません。

「反社」と「反市」と暗夜の一灯(FACTA)

「山口組6代目の母体、弘道会への徹底した摘発で、暴力団はどこも地下へ潜り始めていて、反社も反市も警察の目の及ばないゾーンへ身を沈めている最中だ。それゆえ、世間一般や株式市場が考えている以上に、彼らの表社会への浸食は激しさを増している。

先日、ジャスダック市場に上場するA社について情報提供があり、「A社の取締役は反社の構成員だった経歴の持ち主」という内容だった。この取締役について調べてみると、東証マザーズ市場に上場する別の企業の代表取締役も兼任している。」

「・・・上場企業が反社や反市に食いつかれている現状を放置している取引所の審査体制も問題なしとしない。・・・」
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