会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

被災地企業5000社中3割が営業不能 原発事故の福島県は深刻(産経より)

被災地企業5000社中3割が営業不能 原発事故の福島県は深刻

帝国データバンクが東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県の沿岸部の企業5000社の営業再開状況を2月末までに調査したところ、約1500社が休廃業または「営業不能状態」に陥っているという記事。

帝国データバンクの報告書はこちら

特別企画 : 東北3県・沿岸部「被害甚大地域」5000社の追跡調査(帝国データバンク)

(報告書より)

「調査結果(要旨)

1. 今回の調査で「事業再開」を確認できた企業は3507 社(70.1%)にのぼり、全体の7 割。震災から1 年という節目を前に、2011 年6 月調査時よりも事業再開の比率は20 ポイント上昇

2. しかしその一方で、「休廃業」ならびに「実態判明せず」を合わせた1497 社(29.9%)は、震災から1 年経てなお、依然として実質営業不能状態のままであることが分かった

3. 業種別に見ると、「事業再開」の比率が高いのは「運輸・通信業」(83.6%)と「卸売業」(77.7%)。他方、全体平均(70.1%)を下回ったのは「小売業」(63.8%)と「建設業」(67.7%)

4. 各県別に見ると、「福島県」が最も深刻な状況。「休廃業」は705 社(58.5%)を数え、「実態判明せず」(123 社、10.2%)と合わせ、全体の約7 割が実質営業不能状態のまま」
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