桂川電機(ジャスダック上場)の公認会計⼠等の異動に関するプレスリリース。
トーマツ→有限責任開花監査法人、の交代です。開花は、会計士協会の上場会社監査事務所登録制度の準登録事務所です。
トーマツから監査費用増加が見込まれるという説明があり、監査人を見直すことにしたとのことです。
「当社の現任会計監査人である有限責任監査法人トーマツは、当社第 75 期定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。これに伴い、当社は現任会計監査人である有限責任監査法人トーマツと第 76 期に向けた監査工数、監査報酬について協議をいたしました。その中で有限責任監査法人トーマツから、監査を適切に実施するために更なる監査工数の増加が見込まれ、監査費用の増加が見込まれる状況である旨の説明を受けました。そこで当社の事業規模や近年の当社の経営環境、業績等を踏まえた監査報酬の相当性を総合的に勘案した結果、今般会計監査人を見直すこととし、有限責任開花監査法人を新たな会計監査人として選任するものであります。 」
3月決算会社の監査人交代は、時期的に、そろそろ打ち止めでしょうか。
新型コロナの影響で、大手監査法人が、採算の悪いクライアントでも手放さなくなるのではないかと予想しましたが、そうでもなかったようです。監査報酬増額に成功した会社(表には出てこない)が多ければ、少しぐらいクライアントが減っても、売上は維持でき、かつ採算性は向上するのでしょう。
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