旧新日鉄から特殊な鋼材の製造技術がポスコに流出した問題の訴訟で、新日鉄住金が元社員と和解したという記事。
「新日鉄住金によると、旧新日鉄が研究、開発した「方向性電磁鋼板」の製造技術を元社員1人が不正に流出させたとして、2012年に不正競争防止法(営業秘密の不正取得)に基づいて提訴した。元社員側は今年3月までに流出の責任を認め謝罪した。
この訴訟とは別に、技術流出に関わった複数の元社員と進めてきた和解交渉でも、約10人が謝罪して解決金を支払った。解決金の総額など詳細は明らかにしていない。」
新日鉄住金が元社員と和解、ポスコへの技術情報漏洩で(産経)
「元社員を含む約10人が同社に謝罪した上で解決金を支払った。解決金の額は公表していないが、1人あたりで1億円を超えたケースもあったという。」
「同社によると、元社員1人を含む約10人が複数のグループに分かれ、約20年間にわたりポスコに情報を漏らしていたという。」
これも、一種の資産流用になるのでしょう。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事