アルコニックス(東証1部)のプレスリリース。
連結子会社において不適切な会計処理が行われていたことが判明したとのことです。
「当社の連結子会社で銅管等伸銅品の販売を行うアルコニックス三伸株式会社において、同社の従業員により複数年にわたり棚卸資産を架空計上し、利益を積み増す等の不適切な会計処理が行われていたことが 2020 年 11 月中旬に同従業員の告白により発覚いたしました。」
「現時点における影響額は約250百万円」とのことです。
第2四半期の四半期報告書が11月10日に提出されており、それをみると、純利益は12億円ですから、250百万円というのは、それなりに重要性がある金額です。
都合よく(?)、四半期報告書提出後の不正発覚だったので、決着をつける時間はありそうです。
しかし、任意の書類である「中間期株主通信」は、11月下旬に出しているようです(訂正や追加説明はない模様)。株主に対して不誠実なのでは。
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