プロレス団体のオーナーへのインタビュー記事。宣伝記事っぽいので、どこまで信憑性があるのかは不明ですが、株式上場を狙っているのだそうです。
「一時は倒産寸前の経営危機に陥りながら、奇跡的なV字回復を遂げた新日本プロレス。その新日本プロレスは、2018年後半から2019年にかけて一部上場を目指している。」
「新日本上場の目的は、「プロレスをファンにお返しすること、プロレスを社会の公器にすること」と言う木谷高明オーナーに、その意図について聞いてみた。
「新日本のファン層と、株を買う年齢層は近い気がするんですね。個人株主にたくさん参加してもらって、株主という名のファンクラブを作りたい気持ちがあります。新日本が更にファン参加型のエンターテインメントになることを望んでいます」」
本当に上場するのであれば、監査人はやはり...
海外には上場している団体もあるそうです。プロレス団体独特の開示事項についてふれています。
「もうひとつ、聞きたいことがあった。現在、プロレスというジャンルにおいて世界ナンバー1の企業であるWWE。そのWWEが、1999年、ニューヨーク証券取引所(現)に上場した時、ディスクロージャー(情報公開)の一環として「プロレスはシナリオのあるエンターテインメントである」ことを公表した。これと同様のカミングアウトらしきものが日本でも求められるだろうか。
「日本ではいらないと思います。たとえば株主総会で質問が出る可能性はあるかもしれない。それに関しては『ではあなた、ゲーム会社にプログラム・ソースを出せと言うのですか?』という風に言い返せばいい。ゲーム会社にはそう言えないはずです。だから『そこは企業秘密です』ということでクリア出来る気がしますね。
むしろ株主総会まで来ているほどの株主ならば、『何ヤボなこと言ってるんだ?』という雰囲気になるんじゃないでしょうか(笑)。それよりどうしてあの選手がトップにならないのか、なんていうファン株主の声が聞こえてくるかもしれませんね」
木谷高明は、こんな風にして上場への自信を口にするのだった。」
どういうビジネスモデルなのかは、誤解が生じないよう、当然開示する必要があるでしょう。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事