内閣府「「公益法人会計基準(素案)」等に関する意見募集」に対する意見について
2024年11月13日付で内閣府から公表された「公益法人会計基準(素案)」等に対して、日本公認会計士協会が意見を提出したそうです。
「財務報告の目的」と「財務諸表等の体系」についてコメントしていますが、基本的に、案に賛成のようです。
この「公益法人会計基準(素案)」自体は、なかなか見つからなかったのですが、素案公表後に開催された「公益法人の会計に関する研究会」の会議資料に含まれていました。その時点の、素案からの修正案も示されています。
第72回「公益法人の会計に関する研究会」の議事概要等について(公益法人information)(エラーになった場合は、公益法人informationのトップページから探してください。リンクできないようにしている可能性があります。)
以下のような内容です。
新会計基準の方向性については、5月に公表されています。→当サイトの関連記事
公益法人等制度改革特集ページ(公益法人information)
(補足)
素案公表前の短い解説記事です。
【令和7年4月適用】公益法人会計基準が見直されます ~公益法人の会計に関する諸課題の検討状況は?(辻・本郷税理士法人)
「令和6年5月14日衆議院本会議にて「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」が原案どおり可決・成立し、同月22日に公布されました。
現在は、新制度の施行(令和7年4月から施行予定)に向け、政令や内閣府令、ガイドライン等の見直しが進められています。
そのなかで、公益法人会計基準についても、新制度に整合したものとする必要があるほか、法律の概要に示された「わかりやすい財務情報の開示」の具体的なあり方を検討し、見直しが進められています。」