令和8年公認会計士試験に関するお知らせ(短答式試験の1問あたりの配点及び試験時間等について)
金融庁の公認会計士・監査審査会は、「令和8年公認会計士試験に関するお知らせ」を、2024年12月9日に公表しました。
「令和8年公認会計士第Ⅰ回短答式試験より、短答式試験の1問あたりの配点、問題数及び試験時間等の調整を行うべく検討を行っております」とのことです。
具体的な検討内容は...
現行制度の枠内での微調整といった感じでしょうか。たしかに、計算問題を1問ミスしてしまったときのダメージが、理論問題1問のミスよりも大きいというのは、アンバランスなのかもしれません。
また、(令和8年ではなく)令和9年以降に合格基準等の見直しを行うことを検討中だそうです。
「なお、このほか、公認会計士試験の受験者数が増加している状況を踏まえ、より多くの受験者が論文式試験を受験できるようにし、それに伴い論文式試験において競争が促されることで、より質の高い合格者を選抜できるよう、短答式試験及び論文式試験の合格基準等の見直しを令和9年公認会計士試験以降に行うことについても併せて検討を行っており、これらについても決定し次第公表します。」