IOSCO(証券監督者国際機構)のIOSCO・STF(サステナブルファイナンス・タスクフォース)は、4月26日と5月7日にサステナビリティ報告に係るラウンドテーブルを開催し、そこでのステークホルダーの見解をまとめた文書をプレス・リリースとして公表しました。
プレスリリースは「IOSCO は、IFRS 財団の下に国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を設置するビジョンに強い支持を認識」(仮訳)と題されています。
金融庁ウェブサイトでは、プレスリリースへのリンクと仮訳が掲載されています。
「2つのセッションでは、IFRS 財団の下に国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を設立するための IOSCO のビジョンにおける主要な要素に強い支持が集まった。そして、このビジョンを達成するため、全てのステークホルダーの参加者から、IOSCO 及び IFRS財団が協同することに対して強い支持があった。また、ISSB は、既存の取り組みを強化することによって、資本市場参加者の優先的なニーズに対応する高品質なサステナビリティ関連の国際報告基準を合理的なタイム・フレームで提供することができるという点でも、幅広い合意が得られた。」(プレスリリース仮訳より)
IFRS財団の新審議会にお墨付きを与える作業を着々と進めているということでしょうか。6月のG7にも関係しているのでしょう。
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