デロイトトーマツで、新たに4名の新型コロナウイルス感染者が発生しました。
「当グループのデロイト トーマツ コーポレートソリューション合同会社の職員(1名)が12月7日に、また、有限責任監査法人トーマツの職員(3名)が、12月9日、10日に新型コロナウイルスへの感染検査で「陽性」であることが判明しました。当グループでは、保健所の指示に従い当該者の行動履歴を検証し、グループ内、及びクライアントにおける濃厚接触者の有無について、それぞれ陽性が判明してから直ちに確認をしております。また、過去の出社履歴に照らし、必要に応じてオフィスおよびビル共用部の消毒作業を実施しています。」
3名もほぼ同じ時期に感染するというのは、ほとんどクラスターなのでは。
いまや意味のない「濃厚接触者認定」を漫然と続けていることの弊害(フォーサイト)
濃厚接触者の範囲が狭すぎて、感染者と接触していても、無料で検査が受けられないのだそうです。
「ところで濃厚接触者に関してはもう1つ大きな問題が起きている。それは感染者と明らかに接触している事実があるのに濃厚接触者に認定してもらえず、行政検査(法律にのっとって行う検査)という無料のPCR検査を受けさせてもらえない人たちがいっぱいいることだ。例えば前述のコロナ陽性の音楽家の方は伴侶の演奏会後の会食時に対面で話をした人がいたが、伴侶以外に濃厚接触者はいないと判定された。
どうしてこのようなことが起きているかというと、濃厚接触者の定義を変更してよほどの強い接触がない限り濃厚接触者には該当しないように改変したためだ。(濃厚接触と判断する目安を「2メートル以内の接触」から「1メートル以内かつ15分以上の接触」に変更)。さらに「行政が行う積極的疫学調査における対応については自治体ごとの判断に委ねる」としているので、自治体によってはマスクをしていれば接触とみなさないとして濃厚接触者に認定しない場合もある。その結果、感染者のそばに寄って話をした人でもほとんどが濃厚接触者の認定をうけない事態になっている。感染研の説明でも「感染しないことを保証する条件ではない」としている通り、濃厚接触者に認定されなくても感染している可能性は大いにある。となると、何のための濃厚接触者の定義なのか、この定義でクラスター追跡をする対象を線引きして減らしてしまっては、すべての感染疑いの人を封じ込める対策にはもはやなっていない。つまり、クラスター追跡というのはすでに形骸化してしまっているのだ。」
新型コロナ 軽症でホテル療養の男性死亡 神奈川県が対応検証(NHK)
これもこわい話です。
「11日午前中に県の担当者が男性に電話で確認した際には、血液中の酸素濃度が低く県が決めた基準では医師の診察が必要とされる状態でしたが、息苦しさなどの訴えはなく診察は行われなかったということです。」
東京 新型コロナ 過去最多の621人感染確認 計4万6745人に(NHK)
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