インタビュー:企業統治改革、6月までに「行動計画」 形式から実質へ=金融庁審議官
金融庁の審議官へのインタビュー記事。
コーポレートガバナンス改革について聞いています。
これからは、ガバナンスコードの改訂ではなく、「アクションプログラム」を作っていくのだそうです。
「井上審議官は、ガバナンス改革について、社外取締役の増加など形式面では整ってきているが、企業価値向上という実質的なところに十分波及していないと指摘。「実質面で改革を進めていくためにはコードの改訂という手法ではなく、問題点を特定してアクションプログラムを進めていったほうがいいのではないか、という問題意識で政策を進めている」と述べ、6月ごろまでに「アクションプログラム」を取りまとめる方針を示した。」
投資家からの対話も重要なのだそうです。
「「企業側だけでなく、投資家からの働きかけも重要だと思う」と述べ、投資家から企業に改善を促すようなエンゲージメントがより実質的との見方を示した。」
資本効率重視の経営について。
「企業側には、より資本効率を意識した経営が求められている。執行側の意識だけでなく、社外取締役も、不採算事業からより成長性のある事業に投資の重点を移すようなアドバイスをするべきだと指摘。社外取締役の質向上に向けた研修制度の後押しなども検討する。」
素人の社外取締役のいうとおりにしていたら、会社がつぶれてしまうのでは。
社外取締役といえば...
高橋尚子さん、スズキ社外取締役に…スターツコーポレーションに続き(読売)
「スズキは7日、シドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さん(50)を社外取締役に起用すると発表した。6月の定時株主総会での承認を経て正式に決定する。」