日興シティグループ証券の日本製紙株誤発注事件に関するプレスリリース。
従業員が2株注文するつもりのものを2000株発注してしまったというミスです。この従業員に株の買い取り義務があるわけですが、とても個人で決済できる金額ではないので、会社がいったん負担するのでしょう。プレスリリースでも管理不備があったといっています。従業員取引という例外的な取引のため、システムによるチェックが効いていなかった可能性も考えられます。
また、考えてみれば上場株式がみんな50円額面だった時代であれば、起こらなかった事件です。理屈上、額面には全く意味がないというのはわかりますが、実は無駄ではない側面をもっていたのかもしれません。
関連記事:日興シティが誤発注 日本製紙2株を2000株と
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事