日本公認会計士協会は、平成30年度修了考査(平成30年12月に実施)の合格者を、4月5日に発表しました。
受験願書提出者数 1,618名、受験者数 1,495名に対し、合格者数は838名(対受験願書提出者数合格率51.8%、対受験者数合格率56.1%)となっています。
平成29年度は、受験願書提出者数 1,653名、受験者数 1,536名に対し、合格者数は1,065名(対受験願書提出者数合格率64.4%、対受験者数合格率69.3%)でした。
10%以上合格率が下がっています。試験が難しかったのか、受験者の質が下がったのか、受験者が忙しすぎて勉強する時間がなかったのか...。協会は原因分析が必要でしょう。
修了考査とは...
「この修了考査は、実務補習の内容全体について適切な理解がなされているかどうかを確認するとともに、職業専門家としての実務的な専門能力と適格性の確認を目的とし、筆記の方法で毎年2日間の日程で本会が実施するものです。 」
838名合格も合格率激減!平成30年度・修了考査合格発表に関する速報と考察(公認会計士ナビ)
「平成30年度の修了考査における「合格者数」は前年度の1,065名と比較して227名減の838名となりました。これは過去12年で最低の合格者数であり、平成23年度の2,378名をピークに7年連続の減少、当時の約3分の1となっています。」
「今回は合格率が例年を大きく下回る厳しい結果となっています。
「対受験願書提出者数合格率」は51.8%となり、昨年の64.4%から12.6%の大幅減となっています。
また、「対受験者数合格率」は56.1%と昨年の69.3%を13.2%下回る結果となり、こちらも大幅減となっています。これは修了考査が始まって以来、データのない初年度(平成18年度)を除いた過去最低の水準となっています。」
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