東証1部上場の中山製鋼所が私的整理での再建を目指す方針だという記事。
「官民が出資する企業再生支援機構が主導する形で再建を目指す。12月中にも再建策を取りまとめる見込み。再建策は、三菱東京UFJ銀行など主力行に約600億円規模の債権放棄を求め、新日鉄住金が現在の倍となる20%弱まで出資比率を引き上げることなどが柱となる見通しだ。」
本日の一部報道について(PDFファイル)
会社は、「現時点で決まった事実はありません」と述べています。
なお、第2四半期(2012年4-9月)の四半期レビュー報告書には、継続企業の前提に関する記載があります。
「継続企業の前提に関する事項に記載されているとおり、会社は、前連結会計年度において3期連続の営業損失、経常損失及び当期純損失を計上するに至り、当第2四半期連結累計期間においても3,297百万円の営業損失、4,183百万円の経常損失、4,662百万円の四半期純損失を計上し、また、借入金元本の返済猶予を受けていることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しており、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。・・・」
600億円の債権放棄、中山製鋼所が取引先40行に要請 「私的整理」目指す(産経)
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