週刊経営財務によると、FASFの7月20日の企業会計基準諮問会議で、ステーブルコインの会計処理をテーマとして取り上げたそうです。
「当日は、「資金決済法上の『電子決済手段』の発行・保有等に係る会計上の取扱い」を新規テーマとして取り上げた。電子決済手段は、いわゆる法定通貨建てのステーブルコインのうち、デジタルマネーに類似したもので、電子決済手段に関する会計基準のニーズを確認した。」
ASBJに提言するそうです。
詳しくは、週刊経営財務7月25日号をご覧ください。財務会計基準機構のサイトにはまだ資料等は掲載されていない模様です。
ニーズがあるのなら、基準検討も必要なのでしょうが、あやしい自称「ステーブルコイン」にお墨付きを与えることにならないことを願います。(ステーブルコイン自体を保有してももうからないでしょうが(ステーブルなので)、ステーブルコインを発行して儲けようというスキームは、たくさん出てきそうです。)
また、3月に公表された論点整理とはどのような関係になるのでしょう。
ステーブルコインとは関係ありませんが、経営財務では、今、「四半期開示に関するアンケート」というのをやっています。
「監査法人等所属の方」も回答できます。回答すると、アンケート集計結果の速報をメールで教えてくれるそうです。