三井住友銀行の女性行員(懲戒解雇)が、顧客の口座から約4億円を着服していた疑いがあるという記事。
「三井住友銀行の千葉県松戸市にある出張所で、女性の元行員が顧客口座から計約4億円を着服した疑いがあるとして、6月に懲戒解雇されていたことが22日、関係者への取材で分かった。」
「関係者によると元行員は、出張所で預金の払い戻しなどをチェックできる立場にあった。客の印鑑を偽造して、7年間にわたって繰り返し口座から金を勝手に引き出していた疑いがある。
元行員は外国為替証拠金取引(FX)の損失を穴埋めするために着服を繰り返していたという。」
数年後には「カジノの損失を穴埋めするため」という不正が出てくるのでしょうか。(金融機関役員・従業員はカジノ出入禁止にすべきかも)
もともとは週刊誌のスクープです。
三井住友銀行女性行員が4億円を横領!(週刊文春)
「女性行員は事務の大ベテランで、FX取引にのめりこんだのをきっかけに顧客の定期預金などに手をつけるようになったが、今年6月上旬、印鑑が変わっていることに気づいた顧客の訴えで、不正が発覚した。」
世の中にはこういう隠された不正が相当あるのでしょう。
週刊文春 2016年 12/29 号 [雑誌] by G-Tools |
(たぶんこの号だと思います。)
当サイトの関連記事(三井住友の別の巨額横領事件について)
三井住友銀元副支店長、起訴内容認める 9億円詐欺初公判(日経)
「起訴状によると、××被告は11年11月~今年6月、勤務先の自由が丘支店などの外貨取引のシステムを不正に操作。自身が管理する架空の会社名義の口座残高を増やし、日本円で約9億6700万円相当の米ドルをだまし取ったとされる。」