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過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び 過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ(コロプラ)

過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ(PDFファイル)

コロプラ(東証プライム)のプレスリリース(2024年11月20日)。

過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を提出したとのことです。決算短信等も訂正しています。

「当社は、2024 年9月期の決算手続きを進める中で、過年度決算等(2023 年9月期から 2024 年9月期第3四半期)において、2023 年9月期及び 2024 年9月期第2四半期の当社グループ出資ファンドにおける投資先損益の持分相当額を損益として取り込む際の計算に誤りがあり、売上高をそれぞれ 119 百万円及び 11 百万円過大計上していたことが判明しました。また、2023 年9月期の当社連結子会社における「収益認識に関する会計基準」の計算に誤りがあり、売上原価を 90 百万円過少に計上していたことが判明しました。このため、当社は、過年度等に公表いたしました決算について訂正を行うこととし、2024 年 11 月6日付の「過年度の決算短信等の一部訂正に関するお知らせ」にて、本訂正による過年度決算等への影響額を公表いたしました。

本日付で監査法人による監査またはレビューが終了し、下記の「2.本日付で提出する有価証券報告書及び四半期報告書の訂正報告書」に記載する有価証券報告書等の訂正報告書に係る監査報告書及びレビュー報告書を受領したため、過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を関東財務局に提出いたしました。なお、当該監査報告書及びレビュー報告書に記載された監査法人の意見は、全て無限定適正意見または無限定の結論であります。」

影響額を見ると、損益への影響がそれなりに大きかったようです。

プレスリリースの注によると「当社は、投資事業組合への出資について、財務諸表において持分相当額を純額で取り込む方法によっております。当社の損益に対する取込額により、売上高もしくは売上原価に計上しております。」とのことです。

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