(社)日本監査役協会は、「会計基準の国際化に伴う企業への影響と監査役の実務対応」という資料を、2008年4月3日に公表しました。
「ASBJによるコンバージェンス作業の対象とされている会計基準のうち、既に改正作業を終え公表された基準の中で監査役の監査業務への影響が大きいと考えられる項目」や「日本公認会計士協会が公表した各種実務指針」のうち監査役の「監査業務への影響が大きいと考えられる改正項目」について、ポイントをまとめています。約70ページのボリュームです。
取り上げている具体的な項目は以下のとおりです。
・棚卸資産の評価
・関連当事者との取引に関する注記
・四半期報告制度
・リース取引
・在外子会社の会計処理
・引当金
・減価償却制度の改正
各改正点について、経営にもたらす影響や監査役監査の着眼点も述べています。
3月決算会社は、会計士による期末監査が4月末から5月にかけてほぼ終了すると、監査役報告会の季節になりますが、勉強熱心な?監査役はこれを読んで待ちかまえているかもしれません。
会計基準の国際化に伴う企業への影響と監査役の実務対応(PDFファイル)
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