すでにいろいろなブログ等で取り上げられているようですが、東証2部上場のマーベラスエンターテイメントという会社が、監査人交代を公表しています。
プレスリリースより
「5.異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人であります×××有限責任監査法人は、平成 23 年6月 23 日開催予定の第 14 回定時株主総会終結のときをもって任期満了となりますので、新たに有限責任×××監査法人を会計監査人として選任するものであります。なお、当社は合併にあたり、合併当事会社における監査法人よりそれぞれ提案を受け、提案内容を総合的に検討した結果、有限責任×××監査法人を選任いたしました。
6.5.の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る退任する会計監査人の意見
会社側から合併後における監査報酬の見積依頼をされた際、弊法人は、当然現在の監査報酬より低くなることはなく、純増する作業量を見積り、当該報酬額を現行の監査報酬に加算した額で提示した。
その結果、弊法人の提示額を大幅に下回る金額の提示をした監査法人を次期会計監査人にする旨の連絡が会社側からあり、これを了承した。」
監査人交代時に前任監査人の見解を開示するのは、いわゆるオピニオンショッピングを間接的に防止するためでしょう。価格で競り負けたからといって、(腹いせのため?)わざわざ会社に開示させるというのは、制度の趣旨と違うような気もします。 (大手同士なのに恥ずかしい・・・)
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