債権の取立不能または取立遅延のおそれによる貸倒引当金繰入額の計上に関するお知らせ(PDFファイル)
サ イ バ ー ・ バ ズ(東証グロース)のプレスリリース(2024年5月8日)。
取引先に対する債権につき取立遅延が生じ、2024 年 9 月期第 2 四半期連結会計期間で全額引当てするそうです。
債権額は、連結純資産に対して約90%にもなっています。
全額引当てし、販売費及び一般管理費で処理するそうです。(特別損失にしないのはいさぎよい。)
「当該取引は、広告の仕入対価を控除した純額を手数料収益として認識しております。引当対象の債権額は多額ではありますが、ネット計上を行っていることから売上計上額は少額となっております。」
利益はわずかなのに、大きな債権が発生する(しかも比較的長期のもの)という異例な取引だったようです。
現在、同種の取引は行っていないそうです。
ちなみに、直近の四半期報告書を見ると、監査人はトーマツのようです。