東京証券取引所は、「英文開示に関する海外投資家アンケート調査結果」を、2021年8月30日に公表しました。
「今回の調査では、英文開示を必要とする回答が、決算短信は80%、IR説明会資料は74%に上るなど、英文開示に対する海外機関投資家の高いニーズが伺える結果となりました。」
「今回の調査において、多くの海外機関投資家より、英文開示の不十分さが、対話や投資行動に影響を及ぼしたことがあるとの指摘がなされており、建設的な対話の促進及び日本企業に対する投資拡大の観点から、英文開示の一層の進展に強い期待が寄せられております。」
海外機関投資家等を調査対象とし、54件(うち機関投資家48件)の回答があったそうです。
20ページほどの資料にまとめられています。冒頭にサマリーが記載されています。
英文開示が優れている会社についても聞いたようです。
英文開示が大事だといっても、日本語の開示まで、英訳しやすい紋切り型にならなければよいのですが...。
6割が英文での開示に「不満」 東証の海外投資家調査(共同)
「海外投資家の約6割が、日本企業が英文でまとめた決算などに関する開示資料に不満を持っていることが30日、東京証券取引所のアンケートで分かった。開示が不十分な企業を投資対象から外したとの回答もあった。」
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