会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

日本のグローバル企業「低収益」 通商白書「弱さ」懸念(朝日より)

日本のグローバル企業「低収益」 通商白書「弱さ」懸念

(いまさらという感じもしますが)通商白書によると、日本のグローバル企業は低収益なのだそうです。

「経済産業省は3日、2015年版の通商白書を発表した。日本のグローバル企業を欧米やアジア系と比べ、「全体的に低成長・低収益」と総括。本業に集中している企業より、多くの分野に事業が多角化している企業ほど「資源が分散し、投資が不十分」とし、日本企業の「外で稼ぐ力」の弱さに懸念を示した。」

「主要企業357社の06~13年度の売上高などを分析した。・・・成長率ではアジア系に、利益率では米系に大きく引き離されている実態が浮かび上がった。」

通商白書はこちら

通商白書2015(経産省)

以下概要版より

成長性・収益性を比較したグラフ



多角化企業でも、米系企業は利益率の高い部門の割合が高く、日本企業は低いというグラフ



収益性の話とは別に、海外子会社(特にM&Aで取得した会社)のリスク管理が相対的に弱いというグラフもありました。

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