役員の総定数は約60名で、それが地方別の選挙区に分かれているのですが、候補者数が定数を超えているのは、東京、千葉、近畿だけ(それぞれ候補者は定数より1人だけ多い)であり、過疎の村の村議会議員選挙の趣きです。
東京を例にとると、定数37名に対し、候補者38名で、しかも、選挙公報に名前しか記載していない(経歴や意見の記載が全くない)人が一人いて、ほとんど、無投票当選状態です。他の選挙区では、選挙公報をざっとみた限り、唯一、近畿だけが激戦(?)のようです。
やる気と能力があるのに選挙で落ちる人が出るのはかわいそうだということで、事前に候補者の調整をやるというのは、否定はしませんが、ちょっとやり過ぎのようにも感じられます。また、そもそも、3万人ほどの会員数に対して、60人という定数も多すぎるのでしょう。
ところで、今回の役員候補者の中から次期会計士協会会長が選出されることになりますが、東京選挙区の候補者の中に会長への立候補を宣言している人がいます(他の選挙区にもひとりいます)。たぶん、その東京選挙区のひとがなるのでしょう。
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