「事業復活支援金」の申請受け付けが1月末(正確には31日の週)に開始されるという記事。経済産業大臣が記者会見で明言したそうです。
「事業復活支援金は2021年11月から22年3月までの間に、過去3年間と比べて大幅に減収した月がある事業者が対象。5カ月分に相当する額を一括で給付する。
減収率に50%と30%の2つの基準を設ける。50%以上減収した月がある企業には最大250万円、30%以上50%未満の場合は最大150万円を配る。個人事業主の上限は5カ月分に相当する額としてそれぞれ50万円、30万円となる。21年度補正予算に約2兆8000億円を計上した。」
経産省のサイトに特設ページが設けられています。制度の概要や広報チラシなどが掲載されています。
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事業復活支援金
「基準期間の売上高 - 対象月の売上高×5」が給付額です。基準期間は5か月間で3種類決められています(2018年、2019年、2020年のそれぞれ11月から5ヶ月間)。
ちなみに、支援金の事務作業は、約500億円でデロイトトーマツが請け負っています。
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(中小企業庁資料より)
履行体制図によると、元請けであるデロイトトーマツフィナンシャルアドバイザリーの下に、再委託先として、博報堂や凸版印刷がぶら下がっていますので、デロイトトーマツが丸儲けというわけではなさそうです。他方、デロイトトーマツの他のグループ会社も再委託先あるいは再々委託先に入っており、グループとしては、そこでの利益も見込めそうです。