会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

顧客のマイナンバー情報、元勤務先から不正に持ち出す…税理士ら2人逮捕(読売より)

顧客のマイナンバー情報、元勤務先から不正に持ち出す…税理士ら2人逮捕

税理士ら2人が、不正競争防止法違反(営業秘密の領得)とマイナンバー法違反(個人番号の取得)の両容疑で逮捕されたという記事。

「2人は2020年6月、当時勤務していた京都市内の税理士法人事務所で、顧客2社の財務情報のほか、従業員らの給与情報やマイナンバー情報をパソコンから外付けハードディスクにコピーし、持ち出した疑い。」

「パソコンには、十数社分の顧客情報が持ち出された形跡があったといい、府警が関連を調べている。」

「顧客を奪う目的」とのことですが、顧客の財務情報や顧客の従業員の個人情報を持ち出しても、あまり営業には役立たないような気もするのですが...。自分のクライアントにした後に、そのクライアントから直接情報をもらえば済む話でしょう。

こちらの記事では実名報道されています。

顧客のマイナンバー、元勤務先から持ち出した疑い 税理士ら逮捕(Yahoo)(毎日新聞配信)

「府警によると、2人は直後の6月30日に勤務先を退職し、その後現在の事務所を設立した。同年10月ごろ、元勤務先で顧客の解約が相次いだため社内調査を実施したところ、顧客情報を管理していたパソコンから情報を持ち出した形跡が見つかり、21年3月に府警に相談していた。」

「今後、情報を営業活動に使用したのかも含め、調べを進める。」
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