会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

片山さつき地方相が600万円分を訂正 収支報告書(朝日より)

片山さつき地方相が600万円分を訂正 収支報告書

片山さつき地方創生相の関連の政治団体3団体が、2017年の政治資金収支報告書を訂正していたという記事。これが4回目の訂正だそうです。

「訂正したのは、片山氏が代表を務める政治団体「自民党東京都参院比例区第25支部」と、片山氏の資金管理団体の「山桜会」と、「片山さつき後援会」。収入で計約379万円分、支出で計約213万円分、それぞれ増額する訂正をした。」

片山さつき氏、政治資金収支4度目「駆け込み」訂正(日刊スポーツ)

「10月3日の初入閣以降、片山氏は14~16年分報告書で訂正を3度繰り返しており、今回で実に4回目になる。先月14日の衆院内閣委員会では、訂正が3度にのぼることをただされた際、「すべてチェックした。これ以上はないと考えている」と答弁したが、「ない」とは断言できず、新たな訂正の不安を暗示していた。国会議員として、特に模範となるべきことが求められる大臣が、短期間で4度も報告書を訂正するのは、極めて深刻な事態。片山氏は国税庁への口利き疑惑報道、公選法違反の疑いが浮上した看板問題も抱えており、大臣の資質を疑わざるを得ない事態に陥っている。」

週刊誌からもたたかれています。

片山さつき政治資金で「入浴剤」爆買いと500万円不正計上疑惑(文春オンライン)

私的流用と思われる支出や領収書の不正疑惑があるそうです。

「政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授はこう指摘する。

「収支報告書記載の根拠となっている領収書の宛先が別の政治団体というのは、政治資金規正法を遵守する気がないと言っていいでしょう。今回のケースは収支報告書の虚偽記載となります。仮に領収書がウソのものだった場合でも、提出すべき領収書を徴収できなかった不徴収ということになり、これも政治資金規正法違反の疑いがあります」」

財務省にいるときに会計倫理教育みたいなものを受けなかったのでしょうか。
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