日本公認会計士協会は、学校法人の監査に関与していた公認会計士2名に対する懲戒処分(戒告)を公表しました。
所属していた監査法人の審査部長から、多額の仮払金が残っているので、調査し報告するよう指示されたにもかかわらず、そのまま適正意見を出してしまったという事案です。監査報告書提出後に仮払金を調べたところ、不適切な処理が見つかり、最終的には意見不表明の監査報告書に差し替えられたものの、いったん東京都や文部科学省に適正意見の監査報告書が学校から提出されてしまったことが、問題とされています。
最近の「日本公認会計士協会(監査・保証業務)」カテゴリーもっと見る
「我が国におけるサステナビリティ保証業務の今後の展望~ISSA 5000の策定を受けて」の開催報告及びアーカイブ動画公開(日本公認会計士協会)
監査ファイルの適切な整理並びに監査調書の管理及び保存に係る留意事項(再通知)(日本公認会計士協会)
「社会福祉法人監査における監査計画書及び意見形成時の監査調書の様式例と記載上の留意事項」の改正(日本公認会計士協会)
登録上場会社等監査人に対する登録の審査のためのレビューにおける極めて重要な不備事項及び重要な不備事項の公表(日本公認会計士協会)
「電子決済手段等取引業者の財務諸表監査に関する実務指針」・「電子決済手段等取引業者における利用者財産の分別管理に係る合意された手続業務に関する実務指針」の公表(日本公認会計士協会)
「監査報告書に係るQ&A(実務ガイダンス)」の改正(公開草案)(日本公認会計士協会)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事