会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

10億円送金、理事長給与と認定 了徳寺大などに国税局が指摘(東京より)

10億円送金、理事長給与と認定 了徳寺大などに国税局が指摘

了徳寺大という大学を運営する学校法人と、同じグループの別学校法人が送金した総額約10億円が、税務当局から、グループトップの人物への給与に認定されたという記事。

「了徳寺大(千葉県浦安市)を運営する学校法人と、同じグループで専門学校を運営していた学校法人が2017~18年、関連法人に送金した総額約10億円は、実質的に大学の理事長を務めるグループトップの了徳寺健二氏の給与に当たるとして、東京国税局が両学校法人に源泉所得税の徴収漏れを指摘していたことが29日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、関連法人への送金後、すぐに同額が了徳寺氏側に移されていたという。税額は重加算税を含め総額約6億円に上るとみられる。」

学校法人から多額の資金が流出したということですから、これは税務だけの問題ではないでしょう。大学や専門学校のための支出であれば、個人を経由する必要はないはずです。

ネットを調べてみると、グループには、学校法人了徳寺大学と学校法人了徳寺学園という2つの学校法人があり、そのほかに医療法人もあるようです。大学附属のクリニックもいくつかあります(大学ウェブサイトより)。

理事長・学長挨拶(了徳寺大学)
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