7月2日の日経1面で大きな記事になっていました。
「厚生労働省は企業が確定給付年金を維持しやすいよう規制を緩める検討に入った。企業が翌年以降の掛け金を前もって積むことを解禁し、最大5割多く出せるようにする方針だ。今は決められた単年度の所要額しか拠出できない。・・・
厚労省が今夏の税制改正で要望する。・・・」
会計的には、従来より早く掛け金を支払っても、退職給付引当金が減るだけで、損益には直接の影響はありません。もちろん、早く支払えば、その分年金資産が増えて、その後の運用収益増→退職給付費用減、という影響は出てきます。
企業にとっては、税務上のメリットが生じるということでしょう。税効果会計にも影響します。
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