恒例となっている夕刊紙のゴーイングコンサーン特集です。
2010年3月期決算で「継続企業の前提」の注記が付いた上場企業が58社あるそうです。(まだ有報はほとんど出ていないはずなので、決算短信から拾ったのでしょう。)
「(東京)商工リサーチの集計によると、10年3月期に注記が付いた上場企業は58社。証券取引所別では、東証21社、大証9社、名証8社、札証1社、ジャスダック19社となっている。
うち52社は09年10~12月期から引き続き注記が付いた“継続組”。10年3月期に新たに注記が付いた“新規組”は、電機大手のJVC・ケンウッド・ホールディングス、半導体メーカーの日本インター、製粉・飼料製造設備の明治機械、不動産のメッツ、金属製品のMIEコーポレーション、インターネット広告のSEメディアパートナーズの6社だ。」
このうちJVC・ケンウッドは、営業赤字が継続し、また、借入契約の一部が財務制限条項に抵触したことで、注記がなされたとのことです。
JVC・ケンウッドの決算短信(2010年3月期)(PDFファイル)
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