金融庁のホームページによれば、欧州委員会が、日本の会計基準について、「EUで採用されている国際会計基準(IFRS)と同等である」との内容を決定したとのことです。
「当該発表は、欧州委員会が、日本、米国の会計基準について、EUで採用されている国際会計基準(IFRS)と同等と認める一方、中国、カナダ、韓国、インドの会計基準については、2011年までに状況の見直しを行なうとの条件の下、同等と認めるとの決定を公表したものです。」
金融庁のサイト上リンクされている欧州委員会のプレスリリースでも同様の公表がなされていますが、次の一文が付け加わっています。
The Commission will also regularly monitor the ongoing status of equivalence and report to Member States and Parliament where necessary.
「欧州委員会は、同等性の状況を定期的に監視し、必要な場合には、構成国と欧州議会に報告する。」
つまり、今のままの日本基準がずっと認められるわけではなく、IFRSが変われば、それに対応した同等性が保たれているか、監視し続けるということになります。
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