会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

【コロナ禍で最大の飲食店倒産】お好み焼き店「いっきゅうさん」など80店超を経営していた「ダイナミクス」(東京)が、負債100億円超を抱えて破産開始決定受ける(Yahooより)

【コロナ禍で最大の飲食店倒産】お好み焼き店「いっきゅうさん」など80店超を経営していた「ダイナミクス」(東京)が、負債100億円超を抱えて破産開始決定受ける(帝国データバンク配信)

ダイナミクスという会社の倒産記事。自己破産を申請、破産手続開始決定を受けたとのことです。

「当社は、2017年(平成29年)3月に、京都府の飲食店経営業者の事業基盤を一部継承するかたちで設立された飲食店経営業者。関西地方を中心として、四国地方や関東地方にお好み焼き・鉄板焼き店の「いっきゅうさん」、焼鳥店「鳥次郎」のほか串揚げ店、居酒屋などを展開し、一時は100店舗(FC含む)近くを有していた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって2022年5月期の年売上高は約14億9300万円にとどまっていた。その後も借り入れなどでしのいでいたが営業不振が続き、今回の措置となった。

負債は債権者約123名に対し約106億7800万円(労働債権を除く)。」

コロナの影響もあるとはいえ、売上15億円で、負債106億円とは。

(株)ダイナミクス~コロナ関連、関西地区でお好み焼き「いっきゅうさん」などを展開~(東京商工リサーチ)

「飲食業や不動産賃貸、リサイクル店などを経営していた京都市内の企業より、吸収分割で飲食事業の一部を承継するかたちで実質的に事業を開始し、投資ファンド主導による経営体制となっていた。

京都府内をはじめ関西地区を主体にお好み焼き「いっきゅうさん」、焼き鳥「鳥二郎」、日本酒居酒屋「きさらぎ」など、多様なブランドで飲食店を展開するほか、一部は飲食チェーンのFC店舗も運営。2019年5月期には全国100店舗以上に拡大し、売上高77億5300万円をあげていた。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大による影響が業績を直撃、コロナ禍以降は売上高減少と大幅赤字の計上が続き、債務超過に転落した。この間、業容の縮小などリストラ策を講じていたものの経営も限界に達した。」

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事