明治40年創業で東証・大証1部上場の真柄建設が、民事再生手続き開始を申し立て、受理されたという記事。
「昨年12月、大阪支店が手がけた建築工事などで、完成工事の原価を別の未完成工事に付け替えて利益をかさ上げするなど不正な会計処理が判明。多額の損失処理が必要になり、赤字決算に陥った。」
総合建設業者
東証・大証1部、北陸地区トップクラスのゼネコン
真柄建設株式会社
民事再生法の適用を申請
負債348億円
こちらの記事によれば、名古屋の愛松建設という会社が6月末に民事再生法の適用を申請し、請負代金の回収不能の恐れが生じたことが直接のきっかけとなったようです。しかし不正経理の影響もあったのでしょう。
7月3日には、証券取引等監視委員会による課徴金納付命令勧告が出ています。
真柄建設株式会社に係る有価証券報告書等の虚偽記載に係る課徴金納付命令勧告について
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