会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

金融庁、「経済安全保障室」新設へ 国際化踏まえ体制整備―来年度予算(時事より)

金融庁、「経済安全保障室」新設へ 国際化踏まえ体制整備―来年度予算

金融庁が「経済安全保障室」という部署を新設するという記事。来年度予算の概算要求に盛り込むそうです。

「金融庁が金融分野での経済安全保障体制を強化するため、専門部署として「経済安全保障室」を新設することが25日、分かった。金融市場の国際化を踏まえ、安全保障の観点から国内金融機関の取引やシステム整備を監督する体制を整える。」

そのほか、

・「国際証券検査室」など新設

・「サステナブルファイナンス」の推進担当を置く

・マネーロンダリング(資金洗浄)対策部門強化

などを行うそうです。

金融庁「経済安保室」新設(共同)

「金融機関が顧客情報の漏えいといったリスクに適切に対応しているかどうかを監視する役割を担う。」

「金融市場の国際化を踏まえ、多くの重要情報を扱う金融機関の監視体制を強化する。サイバー攻撃や不正送金など金融分野で対応が複雑な事態への備えを促す。」

クライアントの秘密情報(経済安全保障と関係なくもない)を含む監査調書を電子化して保管している監査法人も監視の対象かもしれません。

金融庁に「経済安保室」 22年度検討、米中対立にらみ(日経)(記事前半のみ)
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