12月8日に開催された日本公認会計士協会の記者会見に関するページ。
説明要旨(誰が説明したのかは不明(会長?))や関連資料が掲載されています。
説明要旨を見ると、まず、「十分な期末監査期間の確保に向けた取組について」ということで、先日のプレスリリース、会長声明、関連アンケート調査結果を説明したようです。あくまで、監査人に対して、十分な期末監査期間を確保する努力を続けることが求められると述べています。ただし、「市場関係者の共通の課題として理解されることを望んでおります」と発言しており、会社への要請の意味もあるのかもしれません。
そのほか、「AIと公認会計士業務」についてふれています。
「膨大なチェック作業の時間が増加していて、そのような業務が目立つのでAI脅威論の対象になっているのかもしれませんが、AIが得意とする分野はAIを積極的に活用する。そして人間にしかできない、分析、洞察、判断、監査先とのコミュニケーションといった監査にとって最も重要な業務に集中し、より質の高い監査を実現する。監査は社会的に非常に重要なインフラでもありますので、そうすることで、監査を今よりもさらに魅力ある職業にできると考えています。 」(協会説明要旨より)
また、KAMの議論や守秘義務の話もしています。
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