スターシップ・ホールディングスという石川県金沢市の経営コンサルティング会社(非上場会社です)が、2011年12月決算から、IFRSを採用するという記事。
「自社の財務内容への信頼を高めることで、地元企業の海外進出や外資系企業とのM&Aの支援強化につなげる」のだそうです。
記事では「国内の非上場企業での導入は珍しい」とありますが、「珍しい」どころか初めてのケースかもしれません。
こういう上からの強制によらない草の根的IFRS導入はよいことだと思います。しかし、一方で、自己流でないきちんとした適用ができるのだろうかという疑問もわいてきます。
また、会社法のための決算との関係も気になります。日本基準に基づく会社法決算とは別に、任意でIFRS準拠の財務諸表を作成するのでしょうか。
「2016年度 IFRS移行」が決まった企業とは?(ITPro)
こちらは、米国基準適用会社には、事実上、2016年からIFRSが強制適用されるという記事。地方のコンサルティング会社とは対照的に、日本を代表する大企業の話です。
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