カナダのノーテル社が、2001年から2003年までの修正決算をようやく公表し、その中で、役員たちが、賞与を多く受け取るために数字を操作していたことが明らかになったという記事。この結果、860万ドルの賞与が会社に返還されることになったそうです。
また、決算修正の結果、2003年の利益は、7億3200万ドルから4億3400万ドルまで下がっています。不正の手口は、売上の早期計上ですが、2002年の第4四半期については、予定外の利益が出たため、1億7500万ドルの引当金の計上を行って利益を消す逆粉飾もやっています。
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