経済産業省は、金融庁・財務省と連携し、「挑戦する中小企業応援パッケージ」を策定、2023年8月30日に公表しました。
何か新しいことに「挑戦する」というより、倒産しないよう生き残りをかけて「挑戦する」中小企業が対象のようです。
以下の2つの施策を掲げています。
1.将来の挑戦に向けたコロナ資金繰り支援
2.挑戦する中小企業の経営改善・再生支援の強化
「挑戦する中小企業応援パッケージ」を踏まえた事業者支援の徹底について(金融庁)
8月の新型コロナ関連破たん 5カ月ぶりの300件発生で、再び増加のきざし(東京商工リサーチ)
「8月は「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円以上)が300件判明、全国で累計7,038件(倒産6,856件、弁護士一任・準備中182件)となった。件数は2022年に入って増勢を強め、9月以降は200件台が続き、2022年の年間件数は前年(1,718件)から3割増の2,282件にのぼった。2023年に入っても増勢推移は続き、3月はそれまでの最多を大幅に更新する328件を記録。以降は300件を下回っていたが、8月は5カ月ぶりに300件台と再び増勢が強まってきた。」
経営が苦しくても、粉飾決算に挑戦することはやめてもらいたいものです。